公文書書き換え

報道により明らかになった公文書の書き換え問題。
これは酷い。の一言です。地方議会に携わる身として、あらゆる議会活動でも活用することの多い公文書が、都合によって書き換えられていたことに大きな衝撃を受けました。しかも国権の最高機関で行われたという事実は、何党がどうだなどという次元の話しではなく、本当に恐ろしいことです。今回の書き換えに関する森友問題は1年前のことですが、大げさに言えば、数十年後に歴史を振り返った時に、書かれている内容を信用できるのか、という根本的なことにも関わる大問題です。今を取り繕うために未来を壊して良いはずがありません。与野党の枠を超え、国会議員の全能力を集中させて徹底した根本治癒を切望しています。

それを踏まえ、報道を見ていて思うことは、野党は「誰が悪いのか」の前に「なぜ起きたのか」に注力して欲しいということがあります。これはマスコミの報道の仕方にもよるのかも知れませんが、国民の目には「また森友か」と映っているのも事実ではないでしょうか。いや、私も報道を通して見ている一人なので、そう擦り込まれているのかも知れません。いずれにせよ「誰が辞める」「不信任案」という議論の前に、書き換えることの何が問題なのか。そして、なぜ起きてしまったのかを含め、国民にも明確に知らせて欲しいと思います。そうした理解が醸成された後、世論が求めることが声として上がるならば、それこそが本当に国民が求めることになるのだと思います。

既に述べた通り、今回発覚した問題は議会・行政共に猛省しなくてはならない由々しき事件です。ところが、国会質疑の中である自民党議員が、現在の理財局長に対し「民主党政権時代に中枢で働いていたから、安倍内閣に不利になるような答弁をしているのではないか」といった主旨の発言をしているのを見て再度衝撃を受けました。本当に「これも酷い」の一言です。問題をすり替えるどころか、問題が何なのかさえ見失っているとしか思えない発言です。
未来に対し、これ以上の汚点を残さない為にも、発言できる場に居る方々には責任を持って取り組んでいただきたいと思います。