災害ボランティアセンター

今年発生した台風は、東日本エリアを中心に大きな被害をもらたしました。
発生後、2回に渡り、千葉県富津市にボランティアとして入りました。
これまで東日本大震災、鬼怒川の氾濫、大島土砂災害、熊本地震などへボランティアとして行って来ましたが、今回は最も身近な、そして毎年やってくるであろう台風による被害であることから、富津市で学んだことを、立川にどう活かせるのか、という内容を議会で取り上げました。

我々ボランティアは、通常、現地の災害ボランティアセンター(ボラセン)で登録をし、現場の指示に従い支援場所へ向かいます。
こうしたボランティアの受付、運営。被災者からの支援要望を一手に引き受けるのがボラセンです。

立川で災害が起きた場合、ボラセンは富士見町にある社会福祉協議会(社協)に設置されることになっており、運営主体は市の防災課ではなく社協が担うことになっています。
まず、災害発生後、初期段階はボランティアは機材や備品を積んで車で来ます。発災数か月後でなければ、電車やバスを乗り継いで来るということはほぼない、と言えるでしょう。
当然その場合、駐車場が必要になりますが、社協には駐車場が数台分しかありません。ということは、社協前の道路に車が並ぶことになり、緊急車両、住民の妨げになることが十分考えられます。
「駐車場はどう考えているのか」と市に問うと「そういったことを協議した経緯はない」との回答。昭和記念公園や社協隣の国有地(空き地)を緊急時に活用できるよう、今から国と交渉すべきことを提案しました。

その他にも、社協と市がそれぞれ保有するボラセンマニュアルの中身が違っていたり、災害ゴミの受け入れ想定の不備など…
災害が起きれば、マニュアル通りに行かないことは当然です。だからこそ、平時からあらゆる想定をして、極力減災に努めなければなりません。

今回の調査や質疑を通して感じたことは「百聞は一見に如かず」。市の担当職員はじめ、ボランティアに行ってみたいという職員を募り、実際の現場を見た方がいいと強く感じました。
ボランティアは強制できるものではありませんが、意欲のある人には有給を上げて良いと思います。そして現場で学んだことを立川市政に活かせれば、市民にとっての利益になるのですから。