この4月から移動支援制度(*)に一部「通学」が認められるようになりました。この課題には以前から取り組んできましたが、ここに来て一歩前へ進み出します。具体的には、年に2日だけ「親が病気などどうしても送迎ができない時」に限って認められることになりました。
今までは、親が病気だろうが怪我だろうが「入院していないとダメ」という非現実的なものでした。これは国の制度です。今回、それを立川市独自の制度として、国の制度を越えて通学へ適用することになりました。年に2日間ということに100%納得している訳ではありません。しかし、今まで頑として動かなかった岩が動き出した事に大きな意味があると思っています。2日間を何日にするかは、これからの私の仕事です。
諦めないことの大切さを改めて学んだ出来事です。
*移動支援とは、移動が困難な人に対してガイドヘルパーが行う外出の支援サービス。 これは障害者総合支援法にもとづく生活支援事業サービスの一つであり、障害のある人が地域で自立した生活を送ることができるようにすることが目的です。