【保護者からの学校給食における食物アレルギー聴取方法など漏れの無い対策方法へ改訂】
<問題が発生したら、二度と発生させないようにする。それには問題の原因はどこからであるのか。それを防ぐにはどういう工夫するべきか。徹底的に考える。それが伊藤大輔>
私が文教委員長を務めていた6年くらい前の話しです。学校給食において生徒がアレルギー発作を起こしてしまったことがありました。生徒は大事にいたらなかったのですが、あってはならないことが起きました。 そこで私は教育長・教育部長・給食課長らに、どういう風にアレルギー調査をしているのかを聴衆しました。年度初めにアレルギーがある人は申し出てくださいという手紙を配布しているという回答でした。市の責任として最大限できることは何かを考えた時、「アレルギーがある人は申し出てください」ではなく、アレルギーがあってもなくても全員確認する作業が大事であると思いました。 子どもの手紙はランドセルの中にクシャクシャっと入っていて親が見られないこともあります。もしそのようなことがあったらアレルギーがある子を見逃してしまうのです。だから提出を100%義務付ける。アレルギーがない子は「ない」に〇を付けて提出させる。全員確認の漏れがない徹底が、教育委員会ができる最大限のことだと思ったのです。