出席とりまーす

一昨日21日。市内の中学校で授業を行いました。科目は市民科(総合的な時間)で、対象は3年生。
それでなくとも受験勉強に追われ、早く帰りたい真っただ中の6時間目。右と言えば左を向くお年頃ということも重なり、かなり緊張しました…

学校から頂いたテーマは「立川市の発展的な展望を考える」。政治番組のようなテーマです(笑)
15歳。人生の中で最も難しい年頃であり、別に政治に関心がある訳でもなく、授業だから仕方なく席に居る子たちに「発展的な展望…」をどうやって伝えるのか。せめて「時間を無駄にした」と思わせないにはどうすれば良いか。喋るだけでは飽きるから写真も入れたパワーポイントをつくろう。難しい言葉を使わないように気を付けて、話し方も柔らかくしないと…と初めてだらけのことにドキドキしながら進めた準備も、とても良い経験になりました。

色々悩み、考えた結果、「『伝えよう』と思うから悩むんだ。『答えがない』授業にしよう」という思いに至りました。

そして本番。
ガチガチのまま教室へ案内される私。初めて見るおっさんを遠巻きに眺める生徒たち。
すると、廊下から「伊藤くん!」と聞き覚えのある声が。なんと、私が中学校時代の先生が隣のクラスの担任をされていることが判明!「わぁー先生!お久しぶりです!」。
その様子を見ていた生徒たちも「うそーヤバーい!」と何もヤバくないのに騒ぎ出し、一気に距離が縮まるという奇跡が。

一体、何がどう伝わったのか、伝えられなかったのか、全く分かりません。とりあえず、途中で棄権する生徒がいなかったことは救いでしょうか。
年齢も経験も価値観も家庭も違う人達に、頭の中にあることを言葉にして伝えることの難しさ、と同時に楽しさを学べた貴重な機会となりました。
機会を与えてくださった学校の先生方、生徒の皆さん、高口さん、本当にありがとうございました!