【共通投票所制度確立に挑む】
<どこでも投票できる場をつくりたい。それが投票率向上にもつながる。課題面を乗り越え挑む伊藤大輔>
皆様の手元に選挙の投票権が届いたら、あなたは〇〇の小学校に投票をしに行ってくださいと書いています。これを決められた場所ではなく、駅やデパートなど商業施設など利便性の高い場所で投票できる「共通投票所」を設置して、市民ならどこでも投票できる場をつくりたいと思っています。 2016年(平成28年)の公職選挙法改正により共通投票所制度は自治体判断で実施できることになりました。既に一部の地域では実施されています。 買い物ついでにスーパーやデパートで投票ができる。わざわざ大雨の日に小学校の投票所に行かなくても、買い物ついでであれば行けるかもしれない。そういうことをもっとやっていくことで、若者や政治に興味がない人たちの投票率の向上にもつながる可能性が高まります。政治参加をどう促していくか。システム導入の課題を乗り越え実現に向けて動いています。