ご覧くださりありがとうございます。 (東京都)立川市議会議員 伊藤大輔です。
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・いざ!
・縁の下の力持ち
・議論することの大切さ
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■いざ!
以前、女性議員の妊娠・出産予定があり、これを機に委員会のオンライン化に挑戦しよう!という記事を書きました。そしてとうとう昨日の厚生産業委員会で実際にオンライン委員会が行われました。
いろいろ心配はありましたが、概ねスムーズにできたのではないかと思います。音声、映像も止まることなくできましたし、何より初の運営をされた委員長をはじめとする委員会の皆さんの協力姿勢が素晴らしかった。
■縁の下の力持ち
今回のオンライン委員会に至るまで、議会運営委員会を中心に様々な課題や問題を想定しながら議論してきました。時には出産経験のあるママ議員から母体の変化の話を聞いたり「安心して出産できるようにするには何が必要なのか」を議論してきました。もちろん議会として努力をしてきたことは間違いないのですが、なんと言っても「議会事務局」の皆さんの力が無ければ実現不可能でした。最もありがたかったのは、前例を重んじる行政慣習のなかで「新しい試み」を積極的に進め、挑戦し続けてくださったことです。機器の活用など物理的な事以外にも、セキュリティや通信環境など、議事を進めるにあたっての公平性や安全性を担保するために、初めてのことだらけでしたが一緒に挑戦してくださった事務局の皆さんのおかげです。感謝しています。
■議論することの大切さ
オンライン委員会の実現によって取り組んできた事の結果が「見える形」になったことは意味があったと思います。ただ、個人的にはそれ以上に議会が「同じ目的に向かって前向きに議論できたこと」に、より大きな意味があったと感じています。オンライン委員会の実施について、政党や会派、政治的スタンスは一切関係なく、先述のようにママ議員たちが当事者視点で意見を出してくれたり、自身の子ども達が赤ちゃんだった頃を思い出しながらルール作りに没頭したり、対 行政ではなく議員同士で議論できたことはとても意義深かったと思います。本来は、市政のことなのだから政党理論で話すべきでないことは沢山あるのですが、なかなか理想と現実のギャップは大きく… そういう意味でもこうした議論ができたことは新鮮であり大きな良い前例を作れたのではないかと思っています。